忍者ブログ

薄給公務員の中長期投資

ブログ名に乖離が出てきたので変更。投資信託、個別株を中心とした資産形成、節税、固定費削減など。

上流階級のリスク資産と下流階級のリスク資産

インデックス投資を行っているものでもピンからキリまでいるのであり、

かたや1億、数億達成した人もいれば、
私のようにひいひい言いながら少額から投資をしている人もいます。
数万円下落してもそれなりのショックです。

庶民代表としてブログを書いているところではありますが、上流階級と下流階級ではリスク資産の考え方もまた異なるのであり、どういう目的で資産を形成していくかも異なってきます。


多くの庶民にとって資産形成は老後の為であり、年金財政が悪化することは避けられない以上、もはや国には頼れないと言った観点からインデックス投資を行い老後資金に備えると言った方が多いかと思います。

私の目的は老後資金としてはもちろんですが、
次の世代に託せる恒常的なインカムゲインを得られる手段として資産形成を行っています。


ですが、現役世代から優秀であり、収入も上位に入る方が資産を形成する際は
ことインデックス投資を用いる場合でもその用い方自体も異なっているようです。




リスク資産を用いる場合は、不確定な要素として老後資金としてあてにはしてはならず、
衣食住などの生活資金としてリスク資産を用いるのは危険である。
あくまで道楽であり、もしもういたら人生を充実させるための運用益を充てるべきである。

とか、

老後資金自体を現役時代に給与で稼ぐ方が楽

と言った考えとなるようです。



参考

資産形成は時の流れにまかせて

「老後資金のために投資が必要」な人です。私は

http://mr2-tigers.blogspot.jp/2015/10/blog-post_3.html




生まれてこの方まともな給与をもらったことがない私にとっては非常にうらやましい話ではありますが、現在の収入が今後も永続的に続くという想定自体、不確定な要素を想定しているのではないでしょうか。

優秀だからと言って給与に直結するわけではないと言いたいわけです。
今の当たり前を、永遠の当たり前と想定することをしてはいけません。

バブル時代は給与が上がるのは当たり前だったのであり、

それを想定して、無茶な投機的な投資や高金利ローンを組む庶民が多数いたからこそ、
銀行はその後、不良債権処理に追われ失われた20年となってしまったのです。


給与がいいか悪いかは、その時の景気等の運に大きく作用されます。

実力ももちろん必要ですが、
それを実力のみで達成したと思っているのであれば間違っています。

あなたの成功した裏には、仮に同じくらいの実力を持った人がいたとしても、
それ以上に失敗した人が多数いるわけです。

そうなったら派遣や低賃金労働を強いられ、格差の下に放り出されてしまいます。

投資以上に働くことには運が必要なのです。

成功体験を収めた人が努力で勝ち取ったなどと言って、体験談が掲載されたりしますが多くの努力は水の泡となり消え去る運命です。

運が良かったからこそ努力は実るのです。

成功者は得てして努力をしていますが、
それ以上に努力をしても実らない失敗者がたくさんいます。

まして現代は、格差は生まれたころより発生します
みんながタブーにしているだけで。
生まれた環境などはどうにもなりません。
親を選ぶこともできません。DNAは変わりません。

今成功できていることが当たり前、と言った価値観は好きではありません。
現代は一度の失敗からの逆転がほぼ不可能なのですから。

投資という未来の成長の不確実性を期待することと、
今の社会的立場を獲得するまでの過程の不確実性。

あきらかに後者の方がリスクが高いと言えるでしょう。

大きな失敗をしなかったからこそ、雇用に対する不安を持たなかったのでしょう。
それが非常に不安定なものであることを知らず。

私も運がなければ公務員にはなることができなかったでしょう。
公務員になるまでの過程の不確実性は非常に高かったわけです。
たまたま運よく採用数が増えた時期に採用されただけです。

それまでは募集0、1等が当たり前だったのですから。

上位10%と下位90%の相対的格差はますます広がっていくこととなるでしょう。

偏差値でいうと60くらいか。大学進学率50%と想定しての上位2割。
大学でいうとMARCH、kkdrより上位大学とそれ以下の格差は拡がる、
と言ったところでしょう。
学歴が将来の収入に直結するわけではありませんが、強い相関性はあります。
更には学歴は親の収入に強く作用されます。
特に子供を育てるうえでは、教育費というのが一番かかります。
掛けた額で将来の収入にも左右されます。

生まれた時点で運に恵まれた方と、そうでない方が現実として存在するのです。
景気の波という非常に重要な運要素もあります。


戦争でも起きなければ格差は広がる一方です。
20世紀は2度の大きな戦争があったからこそ、格差は縮まったのです。
安保法案は戦争のためのものではありませんし、これからも戦争することは無いでしょう。
明らかにおかしいのは憲法9条の2項であって。



そういった雇用の上流階級に位置するものに、預貯金だけではいつまでも格差は縮まりません。


それが21世紀の資本主義です。1億総中流など過去の話。

上流はリスク資産自体用いる必要性も無いかもしれません。
不確実性を高めるだけですから。

ですが下流は下流なりに対策しなければなりません。

その為には、不確実性の高い未来の経済の発展を願う必要があります。
そして私たちは投資時点で分かる将来のコストを最小限にし、少しでも勝率をあげなければなりません。

投資の不確実性よりも、下位90%の未来の給与収入の方が不確実性が高いのです。
公務員でもリストラされる時代なのです。
大企業でも同様。

能力が普通以下のものはいつでも解雇されるということ。
優秀ではない庶民は、運がなければ平均的な収入を得ることはできません。

今はアベノミクスの影響で景気という運がいい時期です。
求人倍率も私が生きてきた中で最も高い時期だと言えるでしょう。
極めて優秀でもない限り、こういった時期に就活した方と、リーマンショック時や氷河期に就活した人とでは将来の収入に大きな差が出るのです。


私たち庶民が大きな資産を得るためには、リスクはある程度許容しなければなりません。
不確実な未来をある程度受け入れたうえで行動しなければ、
こういった方たちとの差はますますついてしまいます。
投資のリスクなんて、雇用のリスクに比べれば大したことはありません。



不確実な未来の成長に投資することによって、確実な収入源を得ること。
キャピタルゲインは確かに不確実ですが、少なくとも利益の還元として得られる配当は将来の確実な収入源に繋がります。
これこそが目に見えたリスクプレミアムです。投資元本の1~3%は見込めます。
子供にかける教育費という不確実な未来への投資よりも効果が予想しやすいです。
子供の教育を将来のリターンに結び付けることには抵抗がありますが(笑)

株価が右肩上がりに成長しなくとも、キャッシュは生むのです。
全世界の企業が経済活動するうえで、株主に還元できないなどという事態を想定しにくいのですから。



拍手[11回]

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

カテゴリー

最新コメント

[03/25 レラオ]
[03/23 レラオ]
[03/11 伊集院華丸]
[03/05 株太郎]
[02/09 NONAME]

広告

PR
Copyright ©  -- 薄給公務員の中長期投資 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]