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薄給公務員の中長期投資

ブログ名に乖離が出てきたので変更。投資信託、個別株を中心とした資産形成、節税、固定費削減など。

自動車保険について2(車両保険について)

前回は、自動車保険についての大まかな補償内容について考察しました。
今回は車両保険について考えます。


自動車保険都道府県の加入率
任意自動車保険の加入は基本的には義務だと思っていましたが内3割ほどは加入していません。
更には車両となると保険料もかなり割高になるため、半分を大きく下回っています。

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自動車保険の根本的な考え方の一つに相手への補償が第一となります。

対して、車両保険は自分の車というものに対する保険となります。

自動車保険は2012年末頃から改悪され、ノンフリート等級に事故有係数というものが適用されました。

参考
事故有係数について
(保険スクエアbang!ノンフリート等級と「事故有係数」の意味と適用期間)
http://www.bang.co.jp/cont/for-accident-causer/

これは簡単に言うと事故で保険を使うことになると基本的には3等級下がることになるのですが、

この期間(最低3年間)は事故有期間という本来の等級よりかなり割高な保険料となる料率を適用されます。

各損保は事故を起こした人に平等に負担してもらうという元、この採用を順次行い、2013年ころには各社変更となりました。

そこでこの車両保険なのですが、
車両保険を使うと飛び石やいたずら等による損害は1等級、自損事故等には3等級下がります

つまり、安易に車両保険を使うと、実際の損害額よりも3年間支払う保険額の方が高くつく可能性があります。

以前の車両保険には1年のうちに1度使う程度では等級が変わらない等級プロテクト特約という便利な特約がありましたが、これも保険会社の逆ザヤとなり今現在は全社廃止となっております。

使っても等級が減らないので簡単に使う→採算が合わなくなる。
経済用語でいうとモラルハザードという現象ですね。

ですので、改悪された現行の車両保険にあまりメリットはありません。

しかし私は付けています。

それはなぜか、無保険車との事故時の損害について相手の支払い能力がない場合は、結局は自分の車両保険に頼るしかないからです。

私の経験上、悲しいことに田舎には無保険車がたくさんいます。そういった車の大半は高齢者が多く高い任意保険料が払えないものの、生活必需品である車は手放せず、更には判断能力も劣った高齢者の事故が多発しているからです。

こういった車に限り事故も多く、本人は自覚していない認知症のようなものを持っていたりするわけです。

高速道路での逆走事故も近年増えてきました。仮に100kmで正面衝突されたら車はおろか、命も落としかねません。

皆さん裕福なので必要ないのかもしれませんが、万が一無保険車と追突し、車が全損し相手に支払い能力がないことが分かった場合、数百万の損害を受けることになります。

車内にいる人への傷害・死亡等の被害については相手の自賠責や、人身傷害補償で賄えますが、こと車両が全損した場合は戻ってくることがない可能性があります
弱者である無保険車の加害者に泣き寝入りしたところで、1銭も戻ってこないかもしれません。

車両保険は本来の自動車保険の趣旨からすると必要性はありません。
ですが、自身の住んでいる地域を見渡し無保険車が多いと思われる場合はぜひつけるべきです。

それでもいつでも車くらいぽんと買えるよくらいの預金があるのなら外してかまいません。
この辺よく考えたうえで、車両をつけるか否かを決めてください。

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