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薄給公務員の中長期投資

ブログ名に乖離が出てきたので変更。投資信託、個別株を中心とした資産形成、節税、固定費削減など。

地域通貨について

地方創生にとって最も大事なのは、地域に通貨を流通させることなのですね。

お金というのはお金が集まるところに自然と流れていくので、地方から大都市圏にお金は自然と流れて行ってしまいます。
そして人も地方から都市圏に流れる。
みんながお金に動かされるわけです。

全国で取り組みが行われれば地域は創生するでしょう。

総務省も推奨している方法です。

まず法定通貨というのは、何度も言っている通り、
中央銀行と民間銀行の信用創造によって作られた”信用”貨幣です。
昔のように金などと裏付けられているわけではありません。
国債など、裏付けされた債務があるわけです。

本来はこういった機能は政府だけが持つことで持続可能な経済を続けることができるわけですが、おそらく今後何十年にもわたりできません。
はっきり言って景気は金融機関次第です。
今までデフレだったのはデフレの方が楽して金融機関は儲かるから。
(ただし”日本の”金融機関とは限らない)
デフレを肯定する中央銀行などの機嫌次第です。


通貨発行権や民間銀行の信用創造で私たちの”金融経済”の景気はコントロールされています。
彼らは”無”からお金を作っているわけですから。

サラリーマンの夢が”住宅ローンを組んで夢のマイホームを買う”というプロパガンダは、マクロ的には市場のパイを拡大する方法ですので、みんながその幻想を植え付けられたわけですね。
お金の本質が借金で成り立っているからこそ、みんなが借金を背負うという夢を持って働けば経済成長していくのです。今はそれが止まった状態。
庶民の住宅ローンは持続した経済成長を続けるためのネズミ講なのです。



通貨というのは一貫して減価しなければ回りません。
ですので基本的にはインフレしなければ回らないのです。
なぜなら価値が保存されるとわかれば保有するのが人情。
仮に回ってもお金のある方向に流れていきます。そして、都市部にお金が流れ、人も流れます。
ですので地域内にグルグル回せば景気が活性化します。

そこで、地域の経済をコントロールの為に新たな通貨を設定します。
それが地域通貨です。

”円”というのは国の”信用”によって定められた法定通貨です。
ですが、法定通貨はグローバル化の波にさらされ、決して安定しているわけではありません。
そして日々競争にさらされる。

そして地域というミクロな視点では、こういった競争原理が過度に働き、産業は空洞。
カネに基づく”金融経済”は発展しても”実体経済”は破壊されたのです。

本来であればこういった実体経済を重視し、内需を拡大しなければいけないのです。
しかしながら、新自由主義下ではカネの原理に基づく、グローバル化が余儀なくされます。

そこでこういった時代こそ、補助通貨として地域でのみ流通する通貨、というのがあります。

例えば、草がボーボーの荒れた地は、行政ではお金がないので草刈りできません。
しかしながら、ボランティアでやりたいという有志の方も中にはいるかもしれません。
老後で暇をしている人など。
そういった方に地域通貨などで対価を支払い、
作業後のビール一杯や近くの温泉に浸かるくらいの内需は見出せるわけですね。

そういった本来の意味でのつながりを円滑とするための補助通貨の代わりに、
地域通貨を導入する自治体も多数あります。

”円”を支払ってまで見たいとは思わない、
地域の美術館や図書館など補助通貨を用いることで
”幸福感”という目に見えない内需を見出せます。

内需拡大とはこういったことなのです。
もちろんGDP拡大につながるような政策も重要です。
麻生さんがやった住宅エコポイントなどもその一つですね。

ですが円という通貨が崩壊しても、私たちが直ちに死ぬわけではありません。
そういったコミュニティー通貨の設定で、実はリスクヘッジになるのです。

補助通貨の流通を促すために、こういった通貨には”減価”させればきれいに流れます。
貯蓄機能をなくすのですね。
例えば1000円の補助通貨が1週間後に50円価値が減るならば、今すぐ使わなければと言った感じで。

デフレ下だからこそ有用な策です。

畑で余った農産物や、豊漁で値下がりして市場に出せない魚など、そういったものを地域通貨を用いて販売するという地産地消という内需を見出せます。

私たち自治体職員は貨幣(金融)経済が終わっても、実体経済を崩壊させてはいけません。

こういった各地での取り組みは非常に参考になります。

税法上の問題があるので、すぐに導入するのは苦労するのですが、地域に根付いた通貨の設定というのはグローバル化が進んだ現代の地方創生のカギになるのではないでしょうか。

あ、もちろん私は”円”は世界分散投資しますけどね(笑)
それが自己責任ですから。
ホントの意味での通貨分散は地域通貨なのではないでしょうか。
私たちは本来、実体経済を重視しなければいけないのです。



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