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薄給公務員の中長期投資

ブログ名に乖離が出てきたので変更。投資信託、個別株を中心とした資産形成、節税、固定費削減など。

一般会計と特別会計の違いについて

公務員の予算は一般会計と特別会計と大きく分けて2種類存在します。

え、公務員は公務員でしょ?というかもしれませんが、これらは似て非なるものだったりします。

特に、特別会計の水道企業等の公営企業会計はその様式は大きく異なります。

皆さん簿記は分かりますでしょうか。
公務員は一般企業と違い、基本的には複式ではなく単式表示します。

これは、公務員は収益を追求するのではなく、国民の福祉が増大すればいいという考え方からきているそうです。

たとえば、消防や警察や自衛隊。
こういったインフラは利益を追求するものではありませんよね。
更には生活保護や年金等の社会保障に関しても損得で支払うものではありません。

現金の流れが分かればよいので、複式簿記は不要だと言われています。
(今後は政府のプライマリーバランス悪化に伴い見直しがかけられると言われています)

話が少しそれましたが、

一般会計と特別会計というのは簡単に言うと
一般会計は自治体全体の運営に関する会計であり、
特別会計は社会保障(国民保険や年金など)財源が特定されているものの会計、また水道等の公営企業の会計を指します。

自治体の運営が広範かつ複雑化すると一般会計だけでは単式簿記で管理することが非常に難しくなります。

そこで特定財源(それにしかお金は使ってはいけないよというお金)を設け、皆さんが支払う国民年金や介護保険料をその目的だけに使うお金として予算化し歳入歳出を行っています。

これが特別会計です。
なお一般会計と特別会計の繰り入れや操出等は頻繁に行われています。
社会保障費が増大の為、特定財源だけでは足りない等が多々起こりうるからです。

例えるなら
A社(自治体)という親会社がB(国保)とC(介護保険)とD(国民年金)という子会社を作り、グループ化します。B,C,D各々で金銭が管理されており、足りなければAという親会社から繰り入れてもらう。
そういった流れでお金のやり取りが行われています。


尚、特別会計の中でも水道等の公営企業はまた異なります(笑)

公営企業は地方公営企業法などに基づき、独自採算にて運営を行っています。
つまり一つの単独会社だといえます。

郵政民営化前の郵便局もこういったところでした。

こちらは収益を追求する必要があるので発生主義の複式簿記を用います

例えば地下に埋まっている水道管等は耐用年数があります。
それに伴い減価償却しますね。
そこで今後の将来の更新を予想し引当金等を積立しなければなりません。

こういったことは、公営企業はしっかりと管理されております

公営企業については基本的には税金は一切使われておりません

独自で運営した使用料等を財源にしているからです。
そこで働く職員の給与についても使用料から得た収益で支払われます。

ですので、水道局員でさぼっている職員がいたら税金泥棒ではなく水道料金泥棒というのが正確です(笑)

もちろん公営企業なので法人税等税制的には優遇されてはいます。

一般会計と特別会計。
聞き覚えがあっても仕組みが分かりづらい。

これでわかっていただけましたか?


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