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薄給公務員の中長期投資

ブログ名に乖離が出てきたので変更。投資信託、個別株を中心とした資産形成、節税、固定費削減など。

資金管理について

私の考える投資家として重要な資質は3つあります。

① 銘柄選定力
② 資金管理力
③ エントリータイミング(技術)

の3つです。
インデックス投資だとすべてサルダーツ理論で一蹴されそうですけど。

私は仕掛けのタイミング(銘柄のバリュエーション)も大事、銘柄選定も大事、そして何より再起できないほどの致命傷を負わないことが最も大事だと考えています。

特に大事なのが資金管理力です。
これができるかどうかで破産(資金ショート)するかどうかが決まります。
資金管理が大事だよ。
という話は何度も何度も聞くことになるとは思いますが、具体的には何なのか。

簡潔に言うと、最大損失に対する心構えです。
特にベア相場慣れしていない人には資金管理の重要性が嫌というほどに分かる相場となっていくでしょう。
1回のエントリーに対しての投資元本確保力、最大ドローダウン予測です。
特にハイレバレッジを掛けている人は一回のベアでショートしてしまう危険があるわけですね。
20%のドローダウンなんてあっという間ですので維持率30%のハイレバ運用は一発退場です。

フルインベストというスタイルをとっても、一定のキャッシュポジションをもって運用する場合でも、レバレッジをかける場合でも、損失に対する心構えができているかどうかです。

攻めるときは攻め、守るときは守ることができるかですね。

下手な投資家ほど、損失に対する心構えができていないわけです。
多くの個人投資家は増やすことを重視し、攻めのスタイルに傾倒しがちです。
昨年の代表銘柄で言うと、北の達人であったり、RIZAPであったり、ペッパーフードサービスであったり、サイバーステップであったり、ああいう銘柄の上値をガンガン追ってピラミッティング(増し玉)していくのが攻めの典型的スタイルですね。
ジェシー・リバモア辺りが得意な感じ。
彼は何度も破産しているので全く尊敬できないタイプの投機家ですけど。

目先は確かにパフォーマンスは出るかもしれません。
ただいつ天井を付けるのかは誰もわからないのです。
昨年は一度もベアがたまたまなかったので、10倍以上になったわけです。

健康美容食品は詐欺っぽいし、負ののれんでみかけの利益をつり上げるスタイルはせこくて好きではないですし、ただのステーキ屋が店舗数2倍以上の急成長が続くことはないと考えていますし、よくわからないクレーンゲームに課金もしませんけど、市場に参加する投資家には成長性が過大に評価され、砂上の楼閣を形成したわけです。

現実世界ではこれらの銘柄がたまたまテンバガーとなったわけですが、パラレルワールドとして仮に上がりきる前に大暴落した場合に、投資元本が最悪のパターンが来てしまった場合どうなるかをエントリー時点で想定できているかどうかですね。

一流の投機家はこういった銘柄で最効率でリターンを上げることができます。
それはバブルに乗っていることを理解できており、高い資金管理力があるからこそ投機的に攻めることができるわけですね。仮に下がったときのこともあらかじめ想定できているわけです。
例えばミネルヴィニの本を参考にロスカットルールを設定して攻めているのです。

その裏には爆死した(資金管理ができない)イナゴの死骸が多々あるわけですけど、資金管理ができていれば、こういったモメンタム投資が最もリターンが高い投資(投機)法になるわけです。

私は上記のようなモメンタム銘柄を投機的なスタイルで買う投資法ではありませんが、資金管理が最も大事だと考えています。
特に米株投資家、インデックス投資家に多いですけど、損切ができない、購入時の最大損失を想定できない資金管理を捨てた投資家は、遅かれ早かれ今回の急落のような波乱相場で、市場の洗礼を浴びるでしょう。
損切しないのは個人投資家のメリットである機動力の高さを捨てるわけです。

昨日までの糞株が下落によって今日の優良株に変化します。その逆もしかりです。
刻々と変化するミスターマーケットの躁鬱を利用する側にならなければいけません。
そういった魅力的な水準のものに適宜資金を機動的に動かすことができるのが個人投資家の武器でありメリットなので。

リスク許容度という魔法の言葉に集約されるのでしょうけど、要は高値掴みしていることを正当化したいだけ。
普通はこれくらいの下落で含み損を大きく抱えることはありません。

私の資金管理の例として

一回のエントリーに対し、基本的には総資産の5%までのポジションをとり、1銘柄の最大想定ドローダウンは20%までと想定しています。
勝負株がない、あるいはアジア通貨危機、サブプライムショックのような大きな金融危機が予想されない平時は、16~20銘柄分散+優待枠、CP0~20%での運用を目指しています。


銘柄とエントリーポイントによって塩梅を決めており(大型株と小型株ではボラが違いますし、グロースよりの選定とバリューよりの選定の違いもあります)一概に損切するラインを機械的には決めていませんが、
20%以上の含み損となってしまったら、ファンダに問題がなくても、銘柄選定に自信があってもエントリータイミングが悪かったと撤退します。

すると1銘柄が20%の損失が確定したとしても総資産に対し1%程度の損害で済むわけですね。
1%程度の確定損失なら何とか立て直せます。

予めエントリー時に最大想定損失額を決めておくことで、含み損状態で大きなドローダウンが仮に起こった場合に対し、心の平静を保ち、冷静な対処をすることができます。
もし外的要因によるショックで下がっただけなら、一度切ってから買い増しすればいいのです。
外的要因といっても金融危機だけはポジション縮小を全力でして行く心構えはありますけど、政治リスクなどは無視しています。

(現物だと当日のクロス取引は差金決済で取得単価を下げられないため、信用クロス取引を活用する最大のメリットだと思っています。)
基本的には含み益状態を極力保ちながらいつ売っても利益は出るけど、あえて利確しない運用を心がけています。

4/7追記
私が言っている資金管理が大事な銘柄というのは、あからさまな仕手感のあるこういう銘柄などのことです。


たんに損切が大事という主張が先行すると私の意図するところとは違うのですけど、もしかしたら自分の持ち株がこうなっていたかもしれないという予め想定ができているかということです。
無論PER10倍で買った人とPER50倍で買った人は勝率が違いますので。

そもそも高値で買ってしまうと、寄らずに損切ができない可能性があるということも。


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運用パフォーマンス

投資期間は2013年から2016年まではインデックス投資など投信で運用。

年間15~26%、10年で4~10倍の運用益を目指します。
私の運用KPI(重要業績評価指標)は含み益の絶対値です。


2013~2016年まで
(インデックス投資での運用)
未計測(ほぼ±0%)

2017年
68.5%
2018年(途中)
35.1%(3月末)
計測開始来 127.6%

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