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薄給公務員の中長期投資

ブログ名に乖離が出てきたので変更。投資信託、個別株を中心とした資産形成、節税、固定費削減など。

含み損をどうするか

中長期投資における含み損。
短期投資なら機械的に何パーセントで損切などとなるのでしょうが、中長期投資についても精神衛生上含み損を抱えるのはよろしくありません。
そんな含み損の新しい対処法を思いつきました。


1年くらい個別株を行ってきましたが、いくらファンダメンタルが優秀で今後の成長が見込めても、取得ポジションが変な所で取得すれば、短中期では含み損は解消されないんだなというのがだんだんわかってきました。

含み損の主な対処法として

① 塩漬け
② 難平・買い下がり
③ 損切り

という3つの対処法があります。
最もお勧めできないのが②番であり、下手に難平することは危険ですので全くお勧めできません。
株価が下がっているということは基本的には企業価値も下がっている可能性は高いです。
含み損株にこだわるよりも他の株に投資したほうがいいです。

ですが、私は上記3種類の方法をお勧めしません。
私が新たに(?)提唱する含み損の対処法として

④ ポジションの取り直し

です。

今のような高値圏相場だと実行しやすいです。

ポジションの取り直しの条件として

1.キャピタルゲインとインカムゲインの年間合計がプラスになる見込みであること
2.中長期的な企業価値の大きな毀損がないこと
3.売買コストが低いこと
4.自分が高値掴みした実感があること
5.中長期保有メリットの優待等がないこと

などです。

ポジションの取り直しとは、一度売って同数買いなおすことです。
一見意味のない行為に見えますが、一番のメリットは節税です。
実質的な状況は変わらないのに取得単価を下げ、かつ譲渡税の一部が返ってきます。
難平のように過大にポジションをとる必要もありません。

損益通算することで年間がトータル+となる見込みが高い場合は、合わせ売りなどで損切したりします。其れの応用的なものです。
損切するほど企業価値が下がったわけではない、又今は上がらないが中長期的な成長が見込める場合、保有し続ける選択肢をとりたいときに有効な手です。
そもそも含み損を抱えているのに、売って買い戻したいと思わない株を買ってしまった場合は自分が本来買う必要がなかった株です。潔く損切しましょう。


二番目のメリットはやれやれ売りを避けることです。
株式投資で最もやってはいけないのは、数年間含み損を抱えつつも塩漬けの末、相場好転で微益となった場合にやれやれ売りしてしまうことです。
含み損を解消した後(新高値更新後)が最も株式投資は上昇する可能性が高い局面です。
大きな上昇局面直前に売ってしまうリスクが高いわけです。
これを避けるためには一度安値で買いなおして含み益を抱えた状態を保つほうがいいわけです。

このポジションの取り直しはあくまで今の見通しはいまいちですが、中長期的な見通しは悪くない企業に限ります。

具体例を挙げると
1000万円運用しているとして、年間20万の配当が得られる見込みだとします。
Aという株を1000円で1000株購入しました。100万円分です。
しかしながら特に大きく企業価値が下がったわけでもないですが決算がいまいちで、800円になりました。

800円で1000株売るとー20万円の損失です。
そのまま持っていれば含み損を解消できる見込みも高いですが、ここであえて損失を出します。

そしてAという株を800円で1000株また買いなおします。
年間の配当は20万円分あるため、本来であれば配当所得として約4万円税金がかかるはずが、損益通算によって譲渡損益が±0円になり4万円お得になります。
株の取得単価は800円で、業績がまた回復し1000円まで値上がりすれば、含み益は+25%になります。
株数の変更はなく、かつ節税にもなり、戻ったときは含み益にすることができ、一石二鳥で大変お得です。
含み益を抱えている時と含み損を抱えている時の相場の見え方はまるで違います。

今の相場好調な時こそ、困った含み損銘柄は、あえて損失を出して買いなおすという手段をとることもおすすめです。

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