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薄給公務員の中長期投資

ブログ名に乖離が出てきたので変更。投資信託、個別株を中心とした資産形成、節税、固定費削減など。

積み立て投資のヒエラルキーについて

久々に投資信託のお話でもしたいなぁと。

私が積み立て投資をやめたのは、これは投資が本質的に合法的なねずみ講であることに気づいたからですね。

価格が高くなるほど高値で買う参加者が増えるのですが、後期参加者のマネーが先駆保有者の利益になるわけです。



つまりインデックス投資で同じもの、同じ対象に投資をしていても、既にリーマン後などの安値で仕込んだ既得権益層と、そうではない新規参入者では明らかに前者の利益を向上させるためにあるものとして存在しているため、新規参入者である私に勝てる要素がないことに気づいたわけです。

高値圏の積み立て投資は私が勝つのではなく、既に安値で持っていた人が勝つのです。

個別株でも私が安値で仕込めた優良株だとして保有しているものも、安値で損失を確定させ手放さなければいけなかった人がいるからこそ売買が成立し、さらに多くの誰かにとっては高値で買わなければいけないくそ株になるわけです。
もちろん株価が長期的に右肩上がりの根拠には経済成長という原理もありますが、低成長だとその傾向がより強くなります。

そんな疑問を思ってやめたわけですが、その本質的な疑問を分かりやすいブログがありました。

参考:FPマネーネット本質ブログ

”ネット”ワークビジネス化している積立投資

http://fp-money.net/post-13281/

ういった仕組みです。

金融機関は市場がどう動こうが手数料でご飯を食べられる仕組みです。
とにかく売買してほしい。どんな相場でも買いあおります。

その下に位置するのが、既に安値圏で仕込んだ既得権益層。
後は新規マネーがどれだけ入ってくるかを見極め、適当に利確するだけです。

そしてさらに下に位置するのが、私たち新規マネー投入層です。
右も左もわからない初心者が騙され、含み損を抱える層。
インデックス投資家は含み損を抱えて喜ぶ層も多いですが、大きく含み損を抱えている時点でその投資は失敗していることに気づくこと。
私たち新規参入者はヒエラルキー階層の最下層にいることを理解したうえで、そもそも大きく含み損を抱えないようなポジションをとらなければいけません。

積み立て投資には複利効果がありますよ、などという甘言をいいますが、その実はこのまま積み立て投資をすると既得権益層が利益を得るための新規マネーのカモとして存在することになるのです。
既に既得権益を持っている人たちが、割高な今の水準の株価を維持させるために、あるいは利確するために私たちのお金が使われることになるのですね。

全体での経済成長がほとんどないものと仮定すると、積立投資で勝つためには、悲観相場でのみ積立することが有効なのであり、複利効果なんて実際ありません。
成長しない場合は、ようはどれだけ安く買えるかくらいしか差はありません。
安く買ったものが勝ち、高く買った人が負けるのです。
複利効果があるのは新高値を更新するような成長途中にいる企業だけです。

私は売上高と売上成長の伸びを重視した投資が最も安定したリターンが追求できると信じているので、インデックス投資だとバフェット指数が最も割高か、割安かを判断できます。

世界的な経済成長率が低ければ低いほど、多くの企業で増収増益が期待できないため、この傾向が強まります。

こういった階層構造を理解したうえで、うまく利用して投資をするようにしています。
真ん中の既得権益層のポジションに立つこと。
つまり優良成長株を安値で仕込んで新規マネーがどんどん入って来る状態で待つのが、私たちがとるべき数少ない戦略の一つなのですね。


私はこういった合法的ねずみ講システムから脱却するために、十分な成長余地がある中小型株を主体にしました。

一に成長、二に割安です。

成長なくして、複利効果を得ることは不可能です。
そして投資は成長が続かないと、仲良くみんなが勝つことはできないのです。

インデックス投資が悪いわけではありませんが、ローレンス・サマーズの長期停滞論より、世界全体の経済成長(特にGDPの成長)はほとんどしないものと考えていますので、多くのインデックス投資家が主張する複利効果は、政府支出を無限に増やすなどの対策をしない限り、部分的な成長分野はあっても全体の成長には懐疑的です。

全体として売上成長をしません(GDPが拡大しない)ので、利益成長に限りがあります。
少ないパイを奪い合うこととなります。
売上が伸びない場合に利益を伸ばす手段はコスト削減やリストラしかありません。
今リストラなどによって目先の利益を出せても、リストラされた側は自社を恨み、中長期的な企業価値を大きく下げます。
企業は目先の利益にとらわれると、ホントに大事なものを失い衰退します。
リストラされた側は二度とその会社の商品を買わない、有能な人は自分で新しい会社を立ち上げたり、ライバル会社にヘッドハンティングされるなどかつての友がライバルになるのですから、もっと商品が売れません。全体として負のスパイラルに陥ります。



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