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薄給公務員の中長期投資

ブログ名に乖離が出てきたので変更。投資信託、個別株を中心とした資産形成、節税、固定費削減など。

インデックス投資を危険視するようになった理由

インデックス投資の危険視。
それは、私はあくまでアベノミクス後の参加者であり、暴落には立ち会ったことはありません。

イギリス離脱時は単なるリスク回避の範疇であり暴落ではありませんが、小さな信用収縮です。
その程度にうろたえたのではなく、単純にリスクに見合わない投資であることに気付いたためです。



今の人気ブロガーというのは基本的にはリーマンショック前の参加者です。
2007年くらいから一度リーマンショックを経て、今に至る方たちです。
そこを割り引いて考える必要があります。

市場の上昇を信じてその後の暴落、民主党時代の超円高によって、取得単価を長期にわたり安値で購入してきたため、市場の暴落をすでに数年間で蓄積したアドバンテージで高みの見物で眺めることができる人たちなのであり、このときに買っていたから問題ないのです。

結局インデックス投資というのは安値、適正株価で買わなければ何ら意味を成しません。

市場参加が遅れれば遅れるほど不利になるのが投資であり、過去のリターンから認知バイアスを起こし、今後も続くであろうという幻想を抱く購入者が多くなり、参加者が増えきったところがピーク(高値つかみ)となり暴落し始めます。

市場暴落→疑心暗鬼期→安定期→相場好転→楽観→調整停滞期→市場暴落と
おおむね7~10年サイクルで回っているものとします。

景気が7~10年サイクルで来るものだとすると、疑心暗鬼期~相場好転の4~5年うちまではインデックス投資積立を行ってよいですが、その後の楽観期以降は積み立てるべきではない。
昨年の8月から楽観期~停滞期に入っており、上へ行っても下に行っても地獄です。

上へ行けばバブル化、下に行けばデリバティブ崩壊による破滅的な信用収縮で金融崩壊。
非常に綱渡りな状態です。

信用拡大によってもっともお金が増える時期=投資資金も豊富となり、
参加者が多い時期となります。高値掴みの被害者も多いのです。

インデックス投資をしても、私たちの多くは楽観期に参加し、市場のピーク時に大半をつかんでいるのであり、損失をこうむります。

ゆえにインデックス投資の今の段階の勝者というのはリーマンショック期を乗り越えた、ごくわずかしかいません。たまたま運が良かった一部のものにしか過ぎない。
それが当たり前のように見えていただけ。最高値更新が当たり前だと。
それはかつての日本も同じであり、バブル時は世界の時価の40%を誇り、最高値を更新し続けました。ジャパンアズナンバーワンが永遠に続くものだと誰しも信じていた。
日本株に投資しないものは馬鹿だと。

左翼思想的なお花畑な右肩上がりなどありえません。

それでも株価の上昇に合わせて成長を続けるのであれば許容されるものですが、
今の世界のGDP成長率は、ここ数年の株価の上昇率よりもはるかに低いのであり、
不気味さがぬぐえません。

収入増より債務増が多いのですから必然的に財布のひもが締まり、インフレにはなりずらい。
そして各国日本の前例を生かせず、緊縮に走る。
緊縮に走ると必然的に金回りが悪くなり不良債権が増えます。

リーマンショック後の回復による急反発はまだ良しとし、その後も高い上昇率を続ける先進国株は上がれば上がるほどファンダメンタルからかい離し、
上値余地より下値余地が拡大していきます。

今のインデックスは緩和によって世界中が高値圏なのであり、
遅れて来た参加者には非常に不利な価格で取引されているわけです。
量的緩和は期待リターンを押し下げ、金融市場のボラティリティを上げただけ。
こっから上値を追うのはハイリスクローリターン。
市場参加者が踊り、高値圏での擦り付け合いの段階です。

ケインズの言う砂上の楼閣かもしれない。
そこまではまだ高くはないですが。

ですので、先進国株インデックスは下がるべき時に一気に下がるべきなのに、
ここ数回の信用収縮が小さい分、特に危険性が高いのであり、
期待リターン(株式益回り)僅か4%~5%程度に対し下値余地は50%以上もある状態。
(あくまで為替を考慮しない場合。為替を考慮したらそれ以上。)
欧州銀行が破たんすれば、半値暴落してもおかしくないような状態です。

永遠の右肩上がりなど幻想です。

暴落するときは関係のない銘柄でも世界中全て暴落するので意味がないっちゃないのですが、
下値余地は考える必要があります。

数年やって思ったこと。

インデックス投資はその平均値が適正なのか、常に疑問を抱きながら投資することとなります。
世界国債の債券金利の平均値1%以下がほんとに正しいのか?
日本長期債の平均値ー0.1%が平均として正しいのか?
日経平均は日銀のETF買い入れのせいでゆがんでいるのではないのか?
はたまた先進国株インデックスのPER20倍は正しいのか?
年率10%成長を5年分織り込んだ値です。平均値が高すぎる(バブル)のではないか?

おそらくもっとも高値付近で大半をつかんでしまった私の購入単価では3σの下落で済むことはなく、円高も相まって半値~75%近くの下落は避けられない(なんせデリバティブ崩壊でリーマンショックの少なくとも5倍の衝撃が来ますから)でしょうけど、

次の10数年後の景気サイクルに向け、そのうち来る暴落を迎え撃ち、
積立を継続していこうと思います。

中期の景気サイクルに合わせモメンタムを参照し、売買を行うのがベターです。
いつか来る暴落まで市場に居続け下値を抑え、
その後の数年間積立を無限難平で耐え続け、反転を待ち続けます。
ここ、修行僧。

反転後もファンダメンタルで説明がつくラインとしてPER15~18倍程度、
バフェット指数程度まで上値を追い、その後は市場に任せ、適宜利確していきます。
十数年後の出口戦略を設定しておく。

インデックス投資は出口戦略なしでは成功しません
ここ重要。
結局値上がり後もそのまま続けた場合、高値つかみ→暴落の無限ループに入ってしまう。

投資は安いところで買って、高いところで売るというのが基本となります。

インデックス投資は楽ですが、暴落後も相場の乱高下を気にせず市場に居続けることができる以外はメリットがありません。
低金利低成長の今の時代は、リスク回避、利回り確保のため時価構成比率の高い大型株ほど過大評価され、ファンダメンタルから大きく逸脱しており、逆に下値リスクが高くなっている。
合成の誤謬か。
バイアンドホールドの積立はリスク(下値余地)のわりに株式益回りが低く、
ハイリスクローリターンとなっており、適さないという致命的欠点がある。

同じ株なら下値余地の少ない、低PER低PBR高ROEのディフェンシブな中小型内需成長株を買っておきましょう。

相場が死ぬときは一緒ですが、はるかに上値余地がある分まだ希望があります。


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